誰だって本音ではチャラチャラ生きたい

海外移住初心者向け マレーシアに移住してみた

 
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ブラック企業勤務でモラハラ・パワハラ上司により精神を病み、誰かに養ってもらって楽して生きていきたくなったため、それまで一度も考えたことがなかった婚活をすることを決意するも、割とまともな企業に転職したらメンタルが回復して婚活放棄。 座右の銘は『お前のために生きてねぇから』
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この記事では海外で仕事が決まってから渡航までの流れを、

自分の実体験を含めて他のどのwebサイトよりも詳しく書いてやろうと思っています。

頑張って読んでいただけると嬉しいです。

自己紹介

すーごい久しぶりにブログ書くことになったから、改めてちゃんと自己紹介します。

はじめましての人もいると思います。本条倫子です。

ブラック企業で心病んで誰かに養ってもらおうと他力本願を目指して婚活してたけど、

比較的まともな企業に転職したら心病んでたのが回復して婚活する動機がなくなり

更に色々とアドバイスを受けていた婚活コーチに不信感を抱くようになったので

婚活をやめました。

更に度重なる税金の用途不明金とか政治資金流用、

コロナ禍の最中に「アベノマスク」とか言ってさんざん元首相を馬鹿にしていた国民や

モリカケ問題で元首相夫妻をさんざん叩いたマスコミが、

元首相の暗殺時にこぞって彼を英雄視する発言をするようになるといった

「都合の悪い事はなかったことにする」日本人の手のひら返しが本当に気持ち悪くなって

移民だとかLGBTに関する突貫工事も甚だしい無茶苦茶な法律にうんざりして

海外への支援金名目での税金をばら撒く国に税金を払うのが阿保らしくなり

自分にとって住みやすい場所で生活したいと思ったので日本から出ることにしました。

なぜマレーシアなのか

正直な話、マレーシアじゃなくてもよかったんですよ。

知り合いがマレーシアに住んでいて、困ったときにいろいろと相談できて都合がよく、

欧米圏と比べて英語力のハードルが低いから。

本当にそれだけです。

東南アジアは海外転職初心者向け

東南アジアは日系企業が多くあったり、日本の企業と取引している現地企業が多いので

日本語の需要が意外と多く、日本語対応の求人は常にあります。

基本的に日本人のクライアントと円滑にやり取りすることを目的としたポジションが多いです。

あと、日系企業の現地拠点でオペレーションのクオリティを上げるための管理者としての採用。

現地スタッフの教育や売上管理など多岐にわたっています。

転職活動してみた感じだと、タイの求人数はすごく多いです。

マレーシアでの求人と収入

マレーシアは「カスタマーサポート」の仕事が多いです。(要はコールセンターです)

IT関連、ECサイトやフードデリバリー、旅行関係のカスタマーサポート。

深夜帯勤務がある24時間対応の仕事や、日英両方の言語で対応する仕事はお給料が高いです。

日本人向けのコールセンターの仕事は語学力不問で求人が出ていたりするので

本当に英語できない人でも日本語で選考を受けることができます。

そういった受け入れ企業は日本語ができるスタッフが会社に何人かいたり

複数人同時に採用されることが多いので同期入社の人もいると思います。

そして、日本語のカスタマーサポートの月給はマレーシアの平均月給と比べると高いです。

日本でコールセンターの仕事だと生活ギリギリの給料しかもらえないのにえらい違い・・・。

ただ、「カスタマーサポート」って良さげな響きでも実際はクレーム窓口みたいなもので

普段の問い合わせのほとんどは平和なものなんですが、時々面倒くさい人がいます。

感情をぶつけられても人の気持ちを無視できる人やストレス耐性がある人、

嫌なことがあっても寝て起きたら忘れているような人が向いています。

繊細で共感性が高い人だと最初うちはしんどいかもしれませんが、そのうち慣れます(笑)

日本人に優しい環境で仕事しつつ語学を勉強したり新しいスキルを身に着けたりして

転職して別の会社で仕事したり、マレーシアから更に別の国に移住して仕事したりもできるので

とにかく海外で仕事したいという人にとっての第一歩としてはとても踏み出しやすいです。

それでは本題に入っていきます!!!

内定・オファーレターを返送してから

ここからは海外での仕事が決まってから渡航までにやっておくことを紹介するので

仕事探しについては以前の記事にも書いたので読んでみてね。

実家から遠く離れた場所に単身で住んでいる人はやることいっぱいあるので

この記事を読んで予習してください。

就労ビザの申請(マレーシアの場合)

※最初に言っておきますが、これは私が経験したことなので国や時代によって変わります!

オファーレターにサインして返送すると、数日後に「MDECレター」という

就労ビザ申請の通知が届くので、オンラインで登録を進めるんだけど、

1回だけクレジットカード決済が必要(費用は後から戻ってくるらしい)

このカード決済は「Mastercard」のみ対応で、私はMastercard不所持。

両親のカードで決済できないか相談したけど二人とも持っていなかったので、

渋谷区にあるマレーシア大使館まで行って、紙の書類を記入して申請しました。

(東京都23区に住んでてよかった~・・・)

大使館の正門は常に閉まっているので、正門に設置されているインターフォンを押して

(門が大きすぎてわかりづらい)大使館に入る目的を言うと警備員さんが開けてくれます。

事前に受付時間と必要書類を大使館に確認してから行かないと無駄足になることがあります。

私はweb申請でクレジットカード決済ができなかったことを転職エージェントに相談したら

「大使館にお金払いに行った人いるみたいですよ」と言われたので、

パスポートだけ持って大使館に行ったら「そんなことできません」と言われて愕然としました。

その日はパスポートしか持っていなくて申請できなかったので窓口の人に必要書類を聞いて

後日改めて申請に行きました。(転職エージェントにブチギレ)

注:マレーシア大使館はマレーシアの祝日はお休み!

逆に日本は祝日であってもマレーシア大使館は通常業務の場合もあるし、

業務によって受付時間が異なるので、念のため電話して確認するのが確実!

私の場合は大使館で申請したら3営業日くらいで就労ビザの手続きが終わりました。

パスポートが返却されたら転職エージェント経由で報告して次の指示を待ちました。

生命保険の確認

私は自分で生命保険に加入して保険料を払っているんだけど、

この生命保険が海外にいたらサポート外だと困るので

保険会社の担当者に連絡したら、運よくマレーシアでも利用できるとの事だったので

どの国に行くのかを申請して、登録住所を実家に変更。

病院の紹介状を用意してもらう

日常的に通院している場合は、病院にお願いして英文の紹介状を書いてもらおう。

これまでどんな治療をしてきたのか、どんな薬を使ってきたのかを伝えてもらうことで

渡航先の病院側が継続して治療や予防に携われるよ。

書類の作成に数日かかったり手数料が発生することがあるので、事前に病院側に相談してね。

私はインプラントを入れているので、どの場所にどんなインプラントが入っているのか、

日常的にどんなケアをしているのかを説明する紹介状を英語で書いてもらったよ。

予防接種

これは転職エージェントや会社側からも言われていないんだけど、

日本の会社を辞めるって会社に伝えた時に、他事業部の部長がスーッと横に来て、

「あのね、僕からのせめてものアドバイスなんだけどね、

A型肝炎B型肝炎と、あと狂犬病ワクチン打ってから行ってね」

と教えてくれたのでワクチン接種しに行ってきたよ!

1種類の予防接種で複数回接種が必要なものもあるから、渡航前に全部接種できない場合は

渡航後に病院を見つけて早めに予防接種を受けておいたほうがいいです。

理由:日本で使われているワクチンが海外で流通していないかもしれないから。

1回目と2回目で違うワクチンを使って問題なく抗体ができるのかわからないので

渡航を跨ぐ場合は現地で受けるほうがいいと日本の病院で言われました。

渡航日の決定と引っ越し

会社が航空券を購入するため渡航日を指定してくる場合もあれば

「この日までに来てね」とか「この日に出社してね」といった何らかの指示があるので

不明点はどんどん質問して!

会社や担当者によるのかもしれないけど、基本的にマレーシアの人は対応が遅いから

自分からコンタクトとっていかないと直前になって慌てることになるよ。

住民票の転出届をもらう

市町村の役所や出張所で住民票の転出届を発行してもらう。

引っ越し前に取っておかないと後からだいぶ面倒くさいから絶対忘れないでね!

あと、その年の住民税の支払いが残っていないか確認。

お給料から天引きされているうちは問題なけれど、退職後から翌年の住民税が決まるまでの間

住民票を抜いても住民税の支払いが発生するよ!(住んでないのに酷いよね・・・)

私は渡航後に郵便局の転送(後ほど書きます)で実家に住民税の振込用紙が送られてきて

お父さんが代わりに振り込んでくれたという経緯があるので、

渡航後の住民票は実家にするか、なるべく近い血縁が住んでいることろがいいよ。

引っ越しは可能な限り早く済ませたほうがいい

渡航日まで余裕があっても国内の引っ越しとはわけが違うから結構やることが多い。

「絶対に海外転職する!」って決めたら少しずつものを処分しないと徹夜で片づけることになるよ。

私は家電製品と寝具、パソコンデスクと椅子といった大きい家具は自治体の回収で処分して

残りはとりあえず全部実家に送り付けた(笑)

サインしたオファーレターに記載された入社日が近い場合は急いで対応!

同期の子で、内定から渡航までの日数が10日間という超タイトなスケジュールの子もいたから、

引っ越しする人は転職エージェントとの面談で余裕を持った転職時期を伝えないと悲惨。

仕事をしながら転職活動している人は引継ぎの期間や有休消化も考えてスケジュールを考えてね。

大型の家電製品や家具は、引っ越し業者に頼んで処分もできるけど、事前申し込みが必要だし、

手数料が結構高いから、自治体の粗大ごみ回収や不用品買取、ジモティ、メルカリなどを駆使して

早くから処分していったほうが低コストで済むよ。

公共料金、インターネット回線と郵便の転送

引っ越し日が決まったら公共料金の窓口に連絡して、「〇月〇日まで使いたいです」と伝える。

この手続きをしていないと、後からその家に引っ越してくる人が困るかもしれないから

必ず連絡してね。

固定回線を使ってインターネットを使っている人は、サービスの窓口に電話して

公共料金と同じようにサービスを終了する日にちを伝える必要があるんだけど、

回線業者によっては申し込みしてすぐに利用停止できない場合もあるし、

モデムや無線LANルーターを返却する必要があるので、早めに連絡して窓口の人に確認してね。

今住んでいる住所から国内の別の住所に郵便物を転送する依頼をする場合は郵便局で転送届を出すよ。

提出してから3営業日くらい処理の時間がかかるから、この転送届も早めに出しておいてね。

「〇月〇日から転送」と指定できるから、

引っ越し日の前日から転送されるようにしていれば時差で届くこともないと思う。

引っ越しが終わって実家に戻ったら

私は事前に言われていた渡航日から突然前倒しされて、東京~名古屋の引っ越しの後、

3日で渡航という結構タイトなスケジュールだったから大変だったんだけど

引っ越しから渡航まで時間的な余裕がある人はゆっくり手続きできるし、

引っ越し前の住所と実家が何度か往復できるような距離なら引っ越し準備と並行して進められるよ。

住民票の転入

引っ越し後の2週間以内に新しく住む自治体の役所で転入の手続きをしなくちゃいけないのは

だいたいみんな知ってるけど、

転入手続きの他にやらなくちゃいけないことが実はいろいろあるから

転入の際は同一住所の家族と「同一世帯」として転入するほうがいいかもしれない。

(同じ住所で「別世帯」とすることもできる)

同一世帯として転入にしておくと、家族が代理で手続きできることがあるよ。

免許証の住所変更と国外運転免許証の発行

転入手続きが終わると、今後の免許証更新は住民票がある管轄地で手続きになるよ。

そして私は国内運転免許証の住所変更したついでに国外運転免許証を取得してみた(笑)

国外運転免許証は必ず必要というわけではなかったんだけど、

もし渡航後に「この仕事無理だな~」って思って、現地で転職活動することにした場合、

運転できないとエントリーすらできないとなった時に悔しいから取得しただけ。

国外運転免許証の申請は都道府県の特定の警察署でもできるんだけど、

警察署での申請は発行までに時間がかかるから、即日対応できる免許センターに行ってきたよ~

※日本の運転免許証を持っていれば、必要書類をそろえて(必要書類は大使館で確認してね)

マレーシアの運輸省に申請すれば現地の運転免許証を取得できるんだけど、

運転免許証の交付を申請できるビザの種類など取得条件が変更になる場合があるから、

とりあえず1年は確実に運転できる国外運転免許証を持って行ったほうがよさそうな気がします。

※上記の写真は左ハンドルだけど、マレーシアは右ハンドルが多くて、日本と同じで車は左側通行。

まずは国内運転免許証の住所変更の手続きをして、その後に国外運転免許証の申請をするよ。

(国内免許証の住所変更はみんな知ってるから省略でいいよね??)

国外運転免許証申請で必要なもの

・手数料(3,000円くらい)
・住民票のある住所記載の日本の運転免許証
・パスポートサイズの証明写真(無帽、正面、無背景、枠なし、顔中心のもの)1枚
・外国に渡航することを証明する書類

 (ただの厚紙が三つ折りになっている外観)

「国外運転免許証」

外国(ジュネーブ条約締約国)で運転するための運転免許証(有効期限は1年・更新不可)
国内の運転免許証が失効してしまうと国外運転免許証も失効してしまうので注意!
国内運転免許証の有効期限から1年未満の場合は、更新手続き更新期間前に更新手続きが必要。
通常、誕生日の一か月前から更新できるように案内の葉書が来るが
更新期限前に更新をしなければならない理由を証明する書類を提示すると(日本語ややこしい)
通常更新期間前に更新手続きができるようになる

携帯電話のSIMロック解除とMNP

携帯電話は3大キャリアを使っている人なら格安SIMの低料金プランにMNPするよ。

昔は本体とSIMを一緒に購入する必要があったけど、

SIMロック解除すればSIMだけ契約すればいいから安く維持できるよね。

SIMロック外していないとMNPしたキャリアのSIMが動かないのでSIMロックは事前に外す!

(SIMロックは自分で外せる。お店で外してもらうと有料)

渡航後にマレーシアの電話番号が必要になった場合は、

SIMロック外した携帯電話に入っている日本のSIMカードと現地のSIMを入れ替えればOK。

(現地のSIMカードは空港やコンビニで購入。日本のSIMカードは間違えて捨てないように!)

私はiPhoneが壊れた場合の予備端末として機種変更前に使っていた端末を1個残していたので

その予備端末のSIMロックを外して現地のSIMを入れて使ってるよ。

(日本の番号とマレーシアの番号で1台ずつ持ってる)

バッテリーが弱っていて、かなり早く充電がなくなってしまっていたので、

バッテリー交換(199リンギッドだった)だけして使ってる。

海外転出届の提出

住民票を移したのはいいんだけど、このまま渡航してしまうと、

翌年の1月1日に住民票がある現在の市町村で住民税が発生することになるんだけど

海外で生活する人は「海外転出届」を提出して住民票を抜くことができるよ。

注意しなくちゃいけないのは

「住民票の転入届を提出した同じ日に海外転出届を提出することができない」

ということ。

だから、住民票の転入届を出した翌日以降に手続きをしないといけないうえ、

「いつ日本を出るのか」を証明できる航空券のeチケットを提示できるように準備が必要。

もし出国までに海外転出の手続きができなかった場合、

住民票の転入の際に「同一世帯として転入」の処理をしていれば

同一世帯のご家族が「世帯の一部が海外転出」という手続きができるよ。

国民年金の任意加入

国内企業に雇用されていると厚生年金を払っているんだけど、

その会社を辞めると厚生年金には加入できなくなってる状態なのよね。

そうなると、「国民年金」に加入することになるんだけど、

「外国に居住する日本人で、20歳以上65歳未満の人」任意加入になるから、

国民年金の支払いを止めることができるのよ。

もちろん、国民年金を払い続けることもできるから、そこは個人の判断。

私は国民年金の支払いを止めました(笑)

海外転出届を提出した後に年金の窓口に行って申請しよう!

(日本の企業に雇用された状態で海外駐在になる人は別です!詳しくは会社に確認してね!)

これも渡航後の申請で代理人申請ができるんだけど、

国民年金の任意加入の手続きは委任状が必要になるから用意してから渡航しないと

ちょっと手間がかかってしまうよね。

カード会社・金融機関に登録の住所を変更する

最近はwebページにログインして住所変更できるみたいだから、

そんなに大変じゃないかもしれないし、支払い明細もwebで見れるから不便しないと思うけど

クレジットカードの更新で新しいカードが送られてくる場合は転送不可になることが多く

長い間届かないで解約扱いになったりしたら大変なので、ちゃんと手続きしておいたほうがいいよ。

悲惨なスタート、どうなる倫子!?

海外への引っ越しは思っている以上に大変。

お気づきの方もいると思うけど、私は渡航する時点でまだ家が決まっていません

日本の企業で働いての海外駐在ではないので、手厚いサポートはありません。

2週間だけ滞在できるように会社が用意したウィークリーマンションみたいな場所で

同期入社のベトナム人の女の子とルームシェアという悲惨なスタートでした。

しかも滞在先に到着したの23:30頃で、翌日の朝9:00から研修。

数日前に現地入りして、家探しまで始めている同期もいるのに、この違いは何!?

困難はまだまだ続きます。

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