本条倫子、海外移住する_海外での就職・転職活動
「もおおーーーこの国で生きるのだいぶ無理だわ!!!」って我慢の限界が来たから
脱出することにしたわ。海外移住よ!もう決めたから!会社にも伝えた!!
夏のボーナス削られても知らん!!減ったらその分バイトしてやる!!
どうせ辞めて海外行くから副業バレるとかビクビクしなくていいし!!
この記事は、とりあえず内定もらうまでのドキュメンタリーだよ!
どうやって海外移住するのか?
まずコレ気になると思うのよね。
「パソコン1台で自由なノマド生活」とかキラキラしている人いるけど
知識も技術も自由になるお金もない私がそんなキラキラLIFEを送れるわけがないのよ。
じゃあ、どうやって海外移住するのかって言ったら現地で「会社員」やるのよ。
就労ビザ取って現地に住んで、仕事するの。
海外移住するために「海外に住める会社員」になる
「海外に住んでいる会社員」て言ったら、どんな人を想像する?
「商社の駐在員」とか「メーカーの駐在員」みたいなの想像するでしょ?
日本国内の大企業に就職してTOEICハイスコア取って海外駐在になるイメージだと思うんだけど、
周りは新卒から鍛えられた精鋭ばっかりよ?転職組にこんなのほぼ無理じゃない?
入社後に即戦力でバリバリ仕事こなして華やかな業績をあげられたとしても、
評価する偉い人達は、当然のように新卒から面倒見てる部下を可愛がるって。
自分が希望する国に移住して働く
海外で仕事するならどこで仕事したい?
ニューヨークで商談の後、サンフランシスコのシリコンバレーに移動したり
パリのお洒落なカフェでクロワッサンとコーヒーの朝食を楽しんだり
休日にシドニーのビーチでローカルスタッフとサーフィンしてみたり
みんなそれぞれ理想のライフスタイルだったり憧れの国があるわけじゃない?
日本国内のの大企業に就職して、英語勉強しながら駐在のお声がかかるのずっと待つの耐えられる?
いつお声がけいただけるかわからないし、ずっとお声がかからない可能性もあるよ。
もしお声がかかったとしても、自分を含め誰も行きたがらない場所だったらどうする?
現地採用されて海外移住しよう!
ものすごく簡単に言うと、「現地採用」は現地の法人に直接雇用されて仕事をする事、
「駐在」は日本国内の法人に雇用されて、海外にある自社のグループ会社で仕事をする事だよ。
わかりやすく表にしてみたよー。
そりゃ国内企業に就職して海外駐在なら家賃は会社負担だし色んな手当が付くから収入も高くなるし、
治安のいい先進国に駐在となれば「キラキラ駐在ライフ」かもしれないけど、
会社の命令があれば辺境の国に飛ばされたり日本に戻されたりするよ。
実際に私がいた会社で、何年か海外赴任してたけどパフォーマンスが悪くて日本に戻された人がいる。
現地採用の就職活動に必要な物
就職・転職活動に必要なものは、海外も日本もあんまり変わらないよ。
英文履歴書・英文職務経歴書・パスポート
英文履歴書と英文職務経歴書を用意する
英文の履歴書と職務経歴書は日本と様式が違うので気を付けて!私は素直にプロの力をお借りしたよ。
日本語の履歴書と職務経歴書を送って、英語様式で作成して欲しいとお願いすると
返信でだいたいの納期と見積もりの金額を教えてもらえるから(急ぎの場合は先に伝える必要あり)
納得出来たら正式依頼して、入金確認が取れ次第作業開始。
新卒の子は職務経歴書がなくても大丈夫だけど、
大学でどんな事を勉強したのか、仕事でどのように自分の知識を生かせるかを伝えて
イイ感じに履歴書に書いてもらえるようにお願いしてみよう(笑)
完成した書類をメール添付で送ってもらえるので、修正箇所や追記してもらいたいことがあれば
指定された日にちまでにメールで返信すると対応してもらえるよ。
プロにお願いする最大の利点は、海外の人の好みを知っている点だと思う。
単純に和訳すれば意味は通じるんだけど、「こういう場合、この単語は使わない」とか
自分がアピールポイントだと思っていない事でも実は表現の仕方によって魅力になるとか。
あんまり立派な経歴じゃなくても、企業にアピールできるように頑張って作成してもらえたよ。
完成した英文の職務経歴書を見てビックリした(笑)
パスポートを用意する
パスポートは内定が出てからでも大丈夫なんだけど、新規に作る場合は戸籍謄本が必要だから
本籍が遠方の人は新規作成時に取り寄せる時間がかかるから気を付けてね。
有効期限が切れたパスポートは更新することができないので新規作成と同じ扱いだよ!
有効期限までが短すぎると現地での就労ビザ申請ができない場合があるよ。
海外就職・海外転職サイトへの登録
日本で転職サイトに登録して、お仕事にエントリー出来たりスカウトが来るのと同じように
海外求人のwebサイトに登録して、興味がある仕事に応募できるし
マイページに履歴書と職務経歴書をアップロードしておけばスカウトメールも来るよ。
転職エージェントを利用することでビザの取得や現地での生活について
さまざまな情報を得ることができるので登録して活用したほうがいいよ!
仕事をしながら転職活動している人は引継ぎや有休消化を考慮して
余裕を持った転職時期を伝えておかないと、すぐに内定出て即渡航!となってしまうので
ものすごく大変な目にあいます。
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日本でもサービスを展開している人材紹介会社なら最初に連絡をくれる担当者は日本人が多いけど、
日本ではサービスを展開していない人材紹介会社だと外国人担当者から連絡が来ることもあるので
基礎英語くらいはできていないと結構しんどい。
現地採用の難易度
結論から言うと、仕事内容・国・地域に拘らなければ結構アッサリ決まる。
ただし、最低限の英語力は必要。
普通の会社員なんだから、日本で会社員やるのと一緒で、たくさんの人と関わるから
最低限のコミュニケーションが取れないと業務指示を受けることもできないよ。
選考時の面接で、現地の外国人採用担当者と英語で会話する事もあるんだけど、
相手の話を理解して、ゆっくりでもいいから、自分の意見を伝えることができるかを見られるから
面接が決まったら外国人と会話して慣れておくのがいいね!文法ちょっと間違うくらい平気だよ。
TOEIC受けた事なくたって、採用担当者が「OK!」って言えば採用だから(笑)
これは日本国内の外資系企業でも言える事だけど、
TOEICのスコアって、雇用するにあたっての条件なのか、単なる英語力の目安なのか
きちんと確認したほうがいいね。
あと、企業によっては入社後にTOEICのスコアが昇進や給与に影響する場合もあるよ。
海外転職の選考基準
書類が準備出来たら、早速応募してみよう!
ぶっちゃけると、タイミングによるところが多いんだけど、履歴書と職務経歴書の内容で
ある程度篩にかけられています。
自分が応募したお仕事で選考に進めなくても、エージェントと定期的に連絡を取っていれば
新しく採用枠が出来た企業を紹介してもらえるから、落ち込まずにどんどん応募しよう!
ただし、企業側が複数の人材紹介会社に募集を出しているので、
別々の人材紹介会社から同じ企業の案件に応募してしまう事がないように管理が必要だよ。
あと、お仕事の募集要項に「ビザのサポートがある」と記載されている企業に応募しよう。
企業が就労ビザの申請を代理で行ってくれるよ。
正直、このサポートがないと海外転職は無理だと思う。
転職エージェントも初めての海外転職者が相手なら気遣ってくれることが多いよ。
筆記試験
職種によっては筆記試験が課されることもあるよ。
内容は業種によってバラバラだから具体的に説明はできないんだけど、
実務に即したQ&Aの記述式だったり、事務系だと早く正確にタイピングができるかかな?
その試験をクリアして、初めて面談に進むよ。
面談
海外にいる採用担当者との面談だから、基本的にはweb面談。
平日に実施が多いから、就業中の人は1日お休み取って、その日に面談を集約させるといいかも。
私は在宅勤務して就業時間中に面談してた(笑)
基本的に面談は日本での就活と同じようなことを聞かれるんだけど、自社を選んだ理由の他に
「なぜこの国を選んだのか」は必ず聞かれたよ。
そりゃローカルの人にしてみれば自国を大事に思ってくれている人の方がいいに決まってる。
「消去法で」とか言われたら良い印象持てないよね。
だから、なぜその国に決めたのかを答えられるように、きちんと考えておくことが大事。
候補者が過去にどんな質問をされたのかエージェントに聞くと教えてもらえることもあるよ。
現地採用の内定_海外移住決定!
選考結果が出るタイミングは、他の候補者の面談の都合もあるから1週間くらいが目安かな?
急いで採用したい企業だともっと早い。
職務経歴書と一次面接の時点である程度決めてしまっている場合もあって、
私は二次面接から3時間後くらいに内定の連絡がきたよ。
オファーレターを貰う
内定が出たらエージェントを経由してオファーレター(雇用契約書)をもらったよ。
このオファーレターにサインをすると正式に入社の意思表示をする事になるから、
もしも他に選考を受けている企業がある場合は早めにエージェントに相談してね。
オファーレターを返送しないと、入社意思なしと判断されて内定を取り下げられちゃうよ。
雇用契約を交わす際にパスポートの番号が必要だから、パスポートは早めに準備しよう。
働く時間、休日、福利厚生、給与、契約期間について書かれた書類だから、
絶対きちんと読んでからサインしてね。
ビザ申請に必要な書類を揃える
英語の履歴書と職務経歴書、パスポートは既に用意してあると思うんだけど
それ以外に大学の卒業証明書(英文)と成績証明書(英文)は最低でも必要だよ。
国によっては学歴がビザの発行に影響するから、とても重要。
あとは健康診断結果が必要な場合もあるよ。
会社で受けた健康診断結果の提出でいいなら、すごくラッキーよね。
必要書類をエージェントに提出したら、あとはビザが下りるまでひたすら待つのみ。
まだまだ渡航までの道のりは長いぞー!!